アバサーはハリセンボンのことです。
怒らせると膨らんで、針を立ててボールのようになって、
、大きな魚が捕食しようとしても食べられないように威嚇します。
ハリがセンボンといいますが、針は実際には400本位しかないらしいです。
本土では滅多に見かけませんが
沖縄では漁港の堤防のまわりとかに、よく泳いでいる魚です。
フグの仲間ですが、毒はありません。
沖縄の方が、このアバサー汁がおいしいよ~と、いっていたの
で、いつか食べてみたいと思ってました。
昨日、仲間商店にいくと・・・・・ありました。
お店の方に作り方を尋ねたり、
ネットで調べてつくりましたよ。
くさい!くさい!
肝がくさいのです。
肝をレンジでチンして泡盛をま
ぜて、(味が濃厚になるそうです。)
においはとれません。
そして、水から、あくをとりのぞきながら、
15分ほど煮ます。
味噌であじつけをして、豆腐をいれて、ネギを散らしました。
最後に長命草をいれましたよ。
アバサー汁は。沖縄の過酷な暑さを乗り切るなくてはならない滋養食なんですって。
「のぼせ」の特効薬としても知られているようです。
長命草(サクナ・ボタンボウフウともいいます)は厳しい自然条件の中で自生する常緑多年草で
濃い肉厚の緑の葉を繁茂させます。
沖縄県内の野菜の中でも生命力に優れた植物の一つです。
沖縄では「1株食べると1日長生きする」として長命草(チョーミーグサ)と呼び、
古くから煎じて飲んだり、食材、野菜として活用されてきました。
独特の苦味と香りが肉や魚などの臭みを消したり毒消しの効果もあり、
山羊汁や刺身のつま等にも利用されています。
長命草には一般的に栄養価が高い「ホウレンソウ」を上回る
ビタミンA,B2,C,E・カロチンが含まれることが分かっています。・・・・・ヤフーからでした。
5月の終わりの台風2号到来時、沖縄の畑の青い植物はほとんど枯れていきましたが、
この長命草は全く影響ありませんでした。
そしてこのアバサー汁は・・・おいしかったです。
アバサーは、こりっとしていて、臭みもまったくなし。
でも、シンクのまわりはくささが、なかなかとれませんでしたよ。